ごあいさつ
株式会社修己建設は、一般家庭廃棄物から産業廃棄物までを『資源循環型社会』のトータルな処理で、地域の社会の環境リサイクルを推進しております。
平成13年11月に、京都府下では民間事業者としては最初に、自社のゴミ収集車にバイオディーゼル燃料(BDF)を導入いたしました。BDFは、一般家庭から排出される廃食用油を原料としており、廃棄物をエネルギーとして再利用し『資源循環型社会』への基盤技術の一つとして今、注目を浴びている技術でもあります。そして、私共は平成16年6月に関西文化学術研究都市に在る『けいはんなプラザ(京都府相楽郡精華町)』に『環境技術研究所』を設置し、廃プラスチック類の燃料化(廃棄物燃料)の研究に着手いたしました。
21世紀は『環境の世紀』と言われております。高度成長期の20世紀の負の遺産(廃棄物処理)を最先端の技術で克服し、自然との共生を取り戻す為の新環境技術の開発を行っております。私共はこの様に、地域の環境を最優先にし、単なる廃棄物収集運搬処理業者から環境保全のトータル・マネージメント(総合管理)をする企業へと変化してきております。
これ等の成果を踏まえ、平成17年1月4日から京丹後市における一般家庭ゴミの収集運搬車両全車をBDF仕様とし、『エコごみ収集車発進!』として京都新聞にも採り上げられております。
京都議定書は、本年2月上旬には発効する見通しになりました。しかし、現実の問題として目標を達成するには様々な問題が山積しております。これ等の問題を正面から受け止め企業一社一社、個人一人一人が、先ず『出来ることからやる!』と言う気持ちが大切です。
京丹後市から発信出来る環境への取り組みとして『廃棄物燃料』の開発に努め、京丹後市の自然環境を産業として、京丹後市から世界に発信いたします。
CEO 林 修 己